『横井軍平ゲーム館: 「世界の任天堂」を築いた発想力』
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第一章
p23
入社後に与えられた仕事は、設備の保守点検という軽い仕事。そのままいけば、横井氏は定年まで保守の仕事を務め、任天堂は花札のメーカーで終わっていたはずだ。しかし、仕事があまりにも暇なもので、横井氏は仕事中に玩具を作ってさぼり始める。その玩具に目をつけたのが山内溥社長だ。 p48
ブロックで遊んでいる子供をよく見てみると、形を作るというのは実に前段階にしか過ぎない。多くの子供が作ったブロックを壊すことに快感を感じているのである。商品としては、記憶に残りにくいものではあるが、横井氏の遊び心がうまく活かされているものの一つだといえよう。